命に別条がなかった乗客たちが取材に応じ、事故発生瞬間の生々しい惨状を語った。後部に座っていた男性客は、「突然ガタガタと激しい振動が始まり、次の瞬間には視界が上下逆転していた。暗闇の中で悲鳴とガラスの割れる音が響き渡り、生きた心地がしなかった」と声を震わせた。
別の乗客によれば、発生直前まで異音や不審な挙動は感じられなかったという。しかし、直線区間から緩やかなカーブに入る手前で車体が大きく傾いた。シートベルトを着用していたため車外放出を免れた乗客も多く、改めてシートベルト装着の徹底が被害を最小限に抑える分かれ目となったことがうかがえる。