ふたりの関係性を語る上で外せないのが、数々のドラマを生んだステージ上での共鳴です。「W松井のエピソード」としてファンの間で語り継がれる豊田スタジアムでの松井玲奈卒業コンサート(2015年8月)では、普段は気丈な松井珠理奈が大粒の涙を流しながら松井玲奈に抱きつく姿が印象的でした。
ステージ上で交わされた「これからのSKE48をよろしくね」「玲奈ちゃんのいないSKE48も守り続けるから見ていてね」という言葉は、ライバル関係を超越した戦友としての誓いそのものでした。SKE48の歴代エース・センターとして切磋琢磨した歳月は、ふたりの間に言葉以上の信頼関係を築き上げていたことが証明された瞬間です。
その後、2018年の世界選抜総選挙で松井珠理奈が悲願の1位を獲得した際にも、すでにグループを旅立っていた松井玲奈はSNS等を通じて温かい眼差しを向けていました。直接的な接触が少なく見えた時期であっても、ふたりの間には確固たるリスペクトの線路が敷かれていたことが伺えます。