売り場をくまなく巡回して価値あるアイテムを探し出す行為、いわゆる「しまパト」の現場において、店舗規模ごとの在庫格差を理解することは極めて重要だ。標準的なロードサイド店に比べ、広大な売り場面積を誇る「大型店」や旗艦店には、限定ラインのフルラインナップや特別割り当て在庫が優先的に投入されている。
大型店では商品回転率が極めて高いため、他店で即座に完売したレアアイテムが返品や再入荷によって突如ラックに戻るケースが頻発する。一方、少し離れた郊外の小規模店舗では、都市部で入手困難となった話題の限定品が手つかずのまま残っているという逆転現象も起きている。賢い愛好家たちは、複数の店舗特性を把握したうえで週末のパトロールルートを組み立て、確実に狙ったアイテムを手中に収めている。