声優・柿原徹也の演技力における最大の特徴は、「感情の瞬発力」と「言葉の輪郭を際立たせる明瞭な滑舌」にあります。
叫びのシーンにおいて、声のボリュームを上げても母音が潰れず、感情のニュアンスがストレートに耳へ届く技術力は業界内でも極めて高い評価を得ています。また、感情を爆発させる少年役だけでなく、乙女ゲーム『AMNESIA』のシンのような不器用なツンデレ青年、『機動戦士ガンダムUC』のアンジェロ・ザウパーのように主君に狂信的な忠誠を捧げるエキセントリックな役柄、さらには『ヘタリア』のフランシス・ボヌフォワ(フランス)のような気品と色気を漂わせる青年まで、演じる役柄の幅広さは圧巻です。
監督や音響監督からも「柿原がマイク前に立つとスタジオの空気が一気に引き締まり、シーンの熱量が一段階跳ね上がる」と評されるなど、現場を牽引するパッションとストイックな役作りが、長年にわたる絶大な信頼へと繋がっています。