日本人が海外渡航を検討する際、最も信頼すべき一次情報源が外務省の情報発信だ。世界情勢が流動化する現在、国際的なランキングだけで渡航先を決定するのはリスクを伴う。外務省海外安全ホームページでは、国や地域ごとに4段階の危険情報や感染症情報を細かく指定しており、最新情勢に即した安全判断を仰ぐことができる。
国際的なランキングでは高評価を受ける国であっても、隣国との緊迫した情勢や国内の特定地域でデモが頻発しているケースは少なくない。外務省の発出するスポット情報や領事メールを定期的に取得し、データランキングの数値と現地情報をすり合わせる作業が欠かせない。客観的な統計と政府の注意喚起を重層的に組み合わせるアプローチこそが、確実なリスク管理につながる。