浪川大輔が演じるジョルノ・ジョバァーナの真骨頂は、間違いなく必殺技時のラッシュボイスにある。ジョジョシリーズの代名詞とも言える「無駄無駄無駄無駄……!」の連呼において、彼の声には抑えきれない怒りと荒々しい情熱が炸裂していた。
当時15歳の少年という設定でありながら、敵に容赦しない冷酷さを持ち合わせたジョルノ。浪川の低音で響く重厚な声質は、ジョースター家の血統が持つ正義感と、DIOから受け継いだ帝王の遺伝子という「二重のルーツ」を見事に表現していた。コントローラーを握るプレイヤーの背筋を凍らせるほどの迫力は、ゲームならではの強烈な体験だったと言える。