時計の針を少し戻そう。彼はお笑いコンビ「ジョーダンズ」のボケとして頭角を現した。相方である山崎まさやとの絶妙な掛け合い、特に竹内力や金八先生のモノマネを織り交ぜたネタは、1990年代後半の演芸ブームで確固たる地位を築いた。
だが、華やかな脚光の裏でコンビ内の温度差は次第に広がる。芸風の方向性、そして個々の活動の増大。2007年の解散劇はファンに大きな衝撃を与えたが、舞台裏ではすでに修復不能な亀裂が生じていたという。ピン芸人としての道を歩み始めたことで、彼はより剥き出しの個性を世間に晒すこととなった。