ルルレモンを象徴するアイテムといえば、第二の肌と称される「Nulu™」素材を用いたAlignレギンスです。しかし、SNSや知恵袋等のコミュニティでは「サイズ選びで失敗した」「想像していた丈感と違った」という口コミが散見されます。このギャップの原因は、日本独自に展開されている「アジアフィット(Asia Fit)」と北米基準の「グローバルフィット(Global Fit)」の設計差にあります。
アジアフィット vs グローバルフィットのサイズ設計
店頭で実際にフィッティングを行うと、その設計思想の違いが明白になります。アジアフィットは日本人の骨格に合わせてウエストがやや細めに絞られ、膝から足首にかけてのテーパードが急激にフィットするよう立体裁断されています。股下丈(インシーム)も24インチ(約61cm)や26インチ(約66cm)と短めに設定されており、足首周りの生地のもたつき(いわゆる“余り”)が発生しにくいのが特徴です。
一方、グローバルフィット(サイズ0〜14展開)はヒップから太ももにかけてゆとりがあり、高身長の方や骨盤がしっかりしている体型に適しています。ネット上の評判や口コミを検証すると、「普段Mサイズだからとネットでサイズ4のグローバルフィットを買ったら足首が余ったが、店舗でアジアフィットのSを試着したら吸い付くようにフィットした」という声が極めて多く見られます。
エデュケーターによる試着サポートの現場
ルルレモンの店舗スタッフは「店員」ではなく「エデュケーター(Educator)」と呼ばれ、単なる接客を超えてウェアの着用目的(ホットヨガ、ウエイトトレーニング、長距離ラン、デイリーユースなど)に応じた的確な生地選びを指南してくれます。屈伸運動やスクワットをした際の透け感(スクワットプルーフ性)や、ウエストバンドのズレ落ちがないかをフィッティングルーム内で細かくチェックしてくれるため、実店舗での試着体験は失敗を避けるための最良の防衛策と言えます。