首都直下型地震や近年の気候変動に伴う大型台風・集中豪雨に対し、霞ヶ関駅は日本で最も強固な防御壁を備えた地下拠点へと生まれ変わった。特に注目を集めているのが、出入口に設置された全自動浮上式防水扉と、地下深くに作られた大容量の調節池機能だ。
万が一、想定を超える局地的大雨で地上部が浸水した場合でも、センサーが数ミリの冠水を検知してわずか15秒で水圧駆動型の遮水壁が立ち上がる。また、駅地下3層目に新設された防災備蓄倉庫には、最大で帰宅困難者3,000人が3日間滞在できる資機材と非常用電源システムが常備されている。国の行政機能を麻痺させないための「止まらないインフラ」としての防衛力は、まさに国家の要塞だ。