現在、関係者やファンの間で最も注目を集めているのが「名古屋市民会館再整備プロジェクト」だ。築50年を超えて老朽化が進む本施設に対し、名古屋市は将来的な建て替えや機能移転を含めた大規模な再整備計画を本格的に推し進めている。長年市政を担った前市長の河村たかし氏の在任期から、文化施設のあり方や財政負担を巡る活発な議論が重ねられてきた。
再整備計画は具体的な構想段階から実行フェーズへと移りつつある。最新の施設設計や新ホールの機能について、市民や芸術関係者からの要望を取り入れながら検討が進む。単なる施設の更新にとどまらず、金山エリア全体の都市開発や防災拠点としての役割も視野に入れた、巨大な街づくり事業としての側面も併せ持っている。