もし海岸で誤って刺された場合、激しい電撃痛とともに局所の腫れ、発赤、水疱が生じ、重症化すると吐き気や呼吸困難、アナフィラキシーショックを引き起こす恐れがある。万が一刺された際の応急処置としては、まず絶対に指で患部を擦らないことが鉄則だ。皮膚に残った未破裂の刺胞が刺激で破裂し、被害が拡大するためである。即座に現場の海水(水道水などの真水は刺胞を破裂させるため使用不可)で丁寧に洗い流し、ピンセット等で付着物を取り除いた後、速やかに医療機関を受診しなければならない。海岸に打ち上げられて死んでいるように見える個体であっても、刺胞は生きて機能しているため、落ちている死骸にも決して触れてはならない。
「青い海の悪魔」アオミノウミウシの美しい姿に隠された猛毒の真相
•
•
1分で読める