青いラベルでおなじみのポカリスエットが誕生したのは1980年。「飲む点滴」というコンセプトのもと、過酷な発汗を伴う現場やスポーツシーンにおける脱水症予防を主眼に置いて開発されました。一方で、2006年に初期版が登場し、2013年の大刷新を経て現在の地位を確立したのがポカリスエット イオンウォーターです。
大塚製薬の公式発表によると、イオンウォーターが誕生した背景には、日本人のライフスタイルの急激な変化がありました。従来のポカリスエットは激しい運動や炎天下での労働を想定していたため、エネルギー補給を兼ねたしっかりとした糖分設計がなされていました。しかし、オフィスワークの増加やエアコンの普及によって、「汗は大量にかかないが、室内でじわじわと身体が乾いていく」という人が急増したのです。
そうした日常的な乾きに対して従来のポカリを飲むと、「少し甘すぎる」「カロリーが気になる」と感じる声が増加しました。そこで大塚製薬は、水分とイオンを身体に素早く浸透させる電解質バランスを忠実に維持しながら、日常生活でごくごく飲める軽やかな口当たりを追求。こうして誕生したのが、もうひとつのポカリであるイオンウォーターでした。