今後の動向を握るカギは、上空の偏西風の強さと太平洋高気圧の勢力バランスです。気象庁の全球数値予報モデル(GSM)をはじめ、欧州や米国の気象機関によるアンサンブル予報データを比較すると、本州の太平洋側に直接上陸するシナリオと、足早に三陸沖へ抜けていくシナリオの2パターンが交錯しています。
予報円の中心を通る標準的なコースでは、関東甲信や東海地方に最も接近する確率が高いとされています。しかし、予報円の幅は依然として広く、わずかな気圧配置のズレが上陸地点を大きく左右します。今後12時間〜24時間の進路更新情報から目が離せない状況が続きます。