テレビ東京の『カンブリア宮殿』をはじめとする人気経済番組に出演した際、昭雄氏は自身の型破りな経営哲学と素顔の家族観を語り、大きな反響を呼んだ。失敗を恐れずに挑戦させる教育方針、自立を促す親子関係のあり方は、世間の「オーナー一族」に対するイメージを大きく覆すものだった。
父として甘やかすことは一切せず、自らの力で生きていく厳しさを背中で語り続けた。一方で、家族としての絆が途切れることはなく、息子もまた父の偉大な功績を心からリスペクトしている。こうした健全な距離感こそが、ニトリの経営に同族経営固有の弊害を持ち込ませなかった要因と言える。