地上波テレビの視聴率が低迷し、YouTubeやNetflixをはじめとする動画配信プラットフォームがエンタメの主役に躍り出たことで、芸能人と宗教の関係性にも地殻変動が起きている。大手芸能事務所の力が弱まり、個人事務所や独立系クリエイターが増加した結果、信仰を公表するかどうかは個人のブランディング戦略の一部となった。
かつてのような「テレビ局への配慮」や「スポンサー対策」の制限を受けにくいWebメディアでは、自身の信仰や体験談をストレートに発信するタレントが現れる一方、プライベートを一切明かさずに活動するプレイヤーも増えた。多様化する現代エンタメにおいて、宗教とタレントの距離感はかつてないほど個人の自由に委ねられている。