こうした個の才能をグローバル規模へと押し上げているのが、ソニー・ミュージックレーベルズを筆頭とする大手レーベルの革新的な戦略だ。従来のJ-POPマーケットは、国内CD売上や地上波TV出演を中心としたローカルなエコシステムに依存していた。しかし現在、芸能界のビジネスモデルは劇的な転換期を迎えている。
音楽プロデュースの枠を超え、個々のメンバーのキャラクターを軸にしたマルチプラットフォーム展開を推進するレーベルの動きは素早い。CDセールスに依存しない多角的な収益構造の構築と、ストリーミング時代に最適化された楽曲プロデュース。23歳という熟成された魅力を引き出すため、レーベル側も従来の枠組みにとらわれない柔軟なプロモーションを仕掛けている。