大手週刊誌やネットメディアが定期的に実施する「好きなスポーツ選手・嫌いなスポーツ選手」のアンケート調査において、羽生結弦は常に上位へランクインする特異なポジションに位置しています。大谷翔平のように国民の大多数から全方位的な好感を集めるタイプとは異なり、熱狂的な支持と強烈な拒絶反応が同居する「二極化」が大きな特徴です。
好感度の変化を時系列で追うと、オリンピック2連覇を達成した平昌五輪までは国民的英雄としての賛辞が支配的でした。しかし、メディア露出の増加やカリスマ性の高まりに比例して、ネット掲示板やSNS上では「メディアの持ち上げ方が過剰でうざい」「完璧すぎて人間味を感じられない」といった違和感を口にする層が表面化し始めました。