医療技術の進歩はめざましく、がん治療の選択肢は大きく広がっている。新たに改訂された2026年版大腸がん治療ガイドラインでは、若い世代における早期受診の推奨レベルが引き上げられた。
早期発見・スクリーニング検査を早期段階で受けることのメリットは計り知れない。ステージIの段階で発見できれば、5年生存率は90%を超え、身体への負担が少ない内視鏡治療だけで完治を目指すことも十分に可能だ。
ガイドラインでは、血縁者に大腸がんの既往歴がある人物に対する遺伝カウンセリングや、個人のリスクに応じた最適化スクリーニングの重要性が強く打ち出されている。年齢だけに頼らないリスク管理が求められる時代に入った。