美容皮膚科の医師たちが一様に指摘するのが、まぶたの「幅」に関する認識のギャップだ。女性の二重形成では幅の広い平行二重が流行した時期もあったが、骨格や皮下脂肪の厚みが異なる男性の場合、無理な幅広二重は「ハム目」と呼ばれる皮下組織の膨らみを生みやすい。
「男性の顔立ちに対して二重幅を広く取りすぎると、開眼時に目元の皮膚が引きつり、眠たそうな印象や人工的なテカリが目立ってしまいます」と、都内大手クリニックの美容外科医は明かす。視聴者がテレビや画面越しに感じる「なんとなく不自然」「気持ち悪い」という直感の正体は、この解剖学的なバランスの崩れに由来することが多いのだ。