スカウトをきっかけに芸能界入りを果たした直後から、彼女の輝きは群を抜いていた。2006年のドラマデビュー以降、瞬く間に数々の話題作に起用された。特に2008年の映画・ドラマ『赤い糸』での主演は、彼女の運命を決定づけた。切ない恋に揺れるヒロインを等身大で演じきり、同世代を中心に爆発的な支持を獲得する。
黒髪のショートカット。澄んだ瞳。控えめでありながら凛とした立ち振る舞い。当時のエンターテインメント界において、南沢奈央はまさに「国民的清純派」の象徴だった。CMやTVドラマで見せる無垢な笑顔は、多くの観客の心を捉えて離さなかった。