長年にわたって噂され続けた不信の火種は、最悪の形で爆発した。かつて実業家として彼女の前に現れた元夫・金田充史氏。彼を取り巻く巨額の金銭トラブルや横領疑惑は、単なる噂の域を超え、ついに捜査機関の手が入る事態へと発展したのである。
特別養護老人ホームの運営資金を着服した業務上横領容疑での逮捕。その一報が流れた瞬間、世間には激震が走った。南野陽子自身がどれほど夫の更生を信じ、私財を投じて支えようとしていたとしても、法の一線を越えた現実はあまりにも重い。彼女は逮捕報道から間を置かず、毅然とした態度で離婚を発表した。関係者の証言によれば、現在二人の関係は完全に断絶しており、一切の連絡や接触は絶たれている。彼女に残されたのは、深い裏切りの痛みと、長年背負わされた重荷からの解放感だった。