時代が移り変わり、音楽の聴かれ方がフィジカルからデジタルストリーミングへと移行した現在、この名曲は再び国境を越えている。Spotifyをはじめとする音楽配信プラットフォームにおいて、80年代日本のシティポップやディスコサウンドは世界的なブームを維持しており、『CHA-CHA-CHA』もまた海外のDJや若いリスナーによって日常的にプレイリストへと追加されている。
近年では国内外の気鋭プロデューサーによるリミックスやリエディットがダンスフロアを賑わせ、SNS上では短いダンス動画のBGMとして使われるなど、発表から40年近い歳月を経てもなお新しい文脈で消費され続けている。流行に消費されて終わる一過性のヒットではなく、時代ごとに新たな解釈を受け入れる普遍的な強度を証明している。