敷地内でも特に目を引く圧巻のスポットが、巨木が群生する「ガジュマル公園」だ。幾重にも絡み合い、地表に向かって太い気根を伸ばすガジュマルの姿は、自然が作り出した壮大な芸術作品と言っても過言ではない。その力強さは見る者を圧倒し、生命の尊厳すら感じさせる。
さらに園内を歩くと、頭上から吊り下がる甘い香りの果実、パッションフルーツの棚が出迎えてくれる。鮮やかな紫色の実が緑の葉の間に実る光景は、フォトジェニックでありながら南国ならではの豊かな実りを象徴している。巨木のダイナミックな造形美と果樹のみずみずしさが同居するこの空間は、屋久島フルーツガーデンならではの独特な魅力を放っている。