ヤマハMT-07の総排気量は688ccです。車名に「07」と入っているため700ccジャストと思われがちですが、エンジン内部のボア×ストロークは80.0mm×68.6mmに設計されており、正確な排気量は688ccとなっています。
排気量が400ccを超えているため、日本国内の運転区分では大型自動二輪免許(AT限定大型二輪免許でもクラッチ操作のないY-AMT仕様等なら運転可能)が必要です。残念ながら、普通自動二輪免許(いわゆる中型免許)では公道を運転できません。
なぜヤマハは600ccや750ccといった伝統的なクラスではなく「688cc」という排気量を選んだのか。その理由は「日常域で最も気持ちよく扱えるトルクと軽さの黄金比」を突き詰めた結果にあります。過剰なパワーを追うのではなく、日常の常用回転域でライダーが意のままに操れる排気量として導き出されたのが、この688ccという絶妙なスケールです。