カメラを構えるフォトグラファーや夕景を求めるカップルにとって、この海岸は時間を忘れて佇むことができる絶景の宝庫だ。西側プロムナードの先端部へ進むと、巨大な主塔が空を突く明石海峡大橋をほぼ真下から見上げるアングルに出会える。コンクリートと鉄骨が描く力強い幾何学模様と、穏やかな水面のコントラストは圧巻のひと言に尽きる。
日没前後のマジックアワーには、対岸の淡路島へと沈む夕日が海を茜色に染め上げる。夜間になると橋全体がライトアップされ、水面に揺らめく光の筋が幻想的な夜景を創出する。日中のレジャーだけでなく、あえて夕方から夜にかけて訪れ、海辺のベンチで静かに語り合う時間こそ、知る人ぞ知る贅沢な過ごし方といえる。