今池の夜を語る上で、激辛グルメの金字塔「台湾ラーメン」を外すことはできない。創業者の郭明優氏が、故郷・台湾の台南名物である「担仔麺(タンツーメン)」をベースに、激辛の唐辛子と炒めた挽肉を加えるアレンジを施したのがすべての始まりだった。その歴史的な生誕の地が、ここ味仙 今池本店である。
創業当時の情熱を今に伝える店内は、連夜満席の賑わいを見せる。強烈なニンニクの風味がガツンと効いたスープを口に含み、汗を拭いながら熱々の麺をすする客たちの姿は、もはや今池の夜の風物詩だ。単なる宴会の締めを超えたソウルフードとして、今も圧倒的な存在感を放ち続けている。