公園の周囲を一歩歩けば、そこはまるで東南アジアの夜市だ。特にフィリピン系コミュニティとの繋がりは深く、公園周辺には本格的なアドボやシニガンを味わえるレストランや、カラオケバーがひしめく。週末になると、母国の味覚を求める人々で賑わい、店外まで楽しげな会話が溢れ出す。
単なる飲食店街にとどまらず、ここでのコミュニティ活動は成熟を見せている。言語の壁を越えた防災訓練や、地域清掃活動に外国人住民が積極的に参加する姿は、今や日常の光景だ。多文化共生という言葉が掛け声だけで終わりがちな現代において、草の根の実践がここにはある。