番組の放送終了後も、このキャラクターの生命力は途絶えることがなかった。1990年代後半から2000年代初頭にかけて、PC用スクリーンセーバーとして配布されたデスクトップアクセサリーは、当時のオフィスや家庭のPC画面を席巻。作業の合間に突如として現れ、画面上を横切るシュールな姿は、初期デジタル世代にとっての共通言語となった。
その後、時代の波とともにアーカイブ映像がYouTubeをはじめとする動画共有プラットフォームにアップロードされると、その波及効果は海外へと急拡大した。言語の壁が存在しない無声映画のような構成が幸いし、日本国外のユーザーからも「不気味だが目が離せない」と大反響を獲得。平成という一時代のアイコンから、世界共通のデジタルミームへと昇華を遂げた瞬間だった。