阪神百貨店の地下通路を歩いていると、何重にも折り返す長蛇の列に出くわします。その先にあるのが、1日平均1万枚以上を売り上げる名物いか焼きのカウンターです。大阪のイカ焼き名店としての評判は全国区であり、梅田の代名詞的な立ち食いスポットとして君臨しています。
最大の秘密は、上下から数トンもの高圧と高温で一気に挟み込む独自の焼き方にあります。小麦粉ベースの生地には職人こだわりの和風だしが練り込まれており、弾力ある生イカの切り身とともにわずか数十秒で焼き上げられます。圧縮によって余分な水分が飛び、驚くほどモチモチとした独特のコシと旨みが凝縮。仕上げにサッと塗られる甘辛い秘伝ソースが絡み、一口食べれば病みつきになる味わいが生み出されます。