『ちゃお』本誌で最終話が掲載された際、SNS上では「涙が止まらない」「小学生の頃から一緒に育ってきた作品だから本当に寂しい」「最高のハッピーエンドをありがとう」といった熱い感想が溢れかえりました。
少女漫画における学園モノは数多く存在しますが、『12歳。』の凄さは、思春期の入り口に立つ子どもたちが抱くコンプレックス、友人関係の力関係、性への戸惑いや身体の変化といった誰もが通るリアルな悩みから決して目を背けなかった点にあります。
単なる理想の恋愛ファンタジーにとどまらず、読者にとっての「心の教科書」として機能したからこそ、本作は世代を超えて読み継がれる不朽の名作となったのです。