近年のデジタル時代において、麻生氏の筆跡は思わぬ形で再評価されている。事態の火付け役となったのは、書道家や専門家が投稿したYouTubeの解説動画だ。政界関係者の直筆色紙や看板の文字をプロの視点で分析するコンテンツが人気を集めている。
熟練の書道家たちが麻生氏の毛筆を評価する際、口を揃えて指摘するのが「筆圧の強さ」と「迷いのない運筆」だ。伝統的な日本の書道文化の観点から見ても、彼の揮毫(きごう)は余計な飾りがなく、力強さと風格を兼ね備えている。「下手どころか、歴代首相の中でも群を抜いて政界一の達筆ではないか」という声が、書道ファンや専門家の間で急速に広がりを見せている。