漫画家・芦原妃名子氏に関する報道やネット上での検索動向において、なぜ「ダム」という言葉がこれほどまでに注目されたのか。その経緯と事実関係を客観的に辿ると、当時の速報態勢とSNSによる情報の拡散速度が浮かび上がってくる。
行方不明届が出された直後から警察による捜索が行われていた。その後、発見場所となった現場の環境が報道各社によって報じられた際、地理的な特徴として特定の名称が取り上げられた。この一連の速報が情報空間に流れると同時に、関連する検索クエリとして瞬時に定着したのが実情である。報道の真相を確かめたいという読者側の欲求と、断片的な情報に対する関心が組み合わさった結果と言えるだろう。