インターネット上の掲示板や知恵袋などでは、「長谷川博己が煮え切らないのではないか」「鈴木京香が結婚を許してもらえないのではないか」といった憶測が長年投稿されてきました。しかし、業界内での定説や客観的実態はこれらと正反対です。
最大の盲点は、「入籍しない決断のイニシアチブを握っているのは鈴木京香側である」という事実です。
第一に、莫大な個人資産の管理と名義問題が挙げられます。鈴木京香は30年以上にわたり第一線で活躍し、都内の一等地に複数の不動産を所有する資産家でもあります。法律婚を選択した場合、財産分与や相続、所属個人事務所の役員構成など、極めて複雑な法的手続きが発生します。すでに経済的基盤が盤石な2人にとって、それらのリスクや事務作業を背負ってまで戸籍を統一する実利が存在しません。
第二に、「夫婦別姓」が法制化されていない日本社会における職業的アイデンティティです。芸名として「鈴木京香」を使い続けることは可能ですが、パスポート、銀行口座、各種契約書類において本名を変更する労力は多大です。生まれ育った「鈴木」の姓に誇りを持ち、家系を守る立場にある彼女にとって、改姓を伴う法律婚はメリットよりも心理的負担が大きい選択肢でした。