コアンドルを語る上で外せないのが、訪れた人々の舌を唸らせた看板メニューの数々です。本格フレンチのコース料理はもちろんのこと、気軽なアラカルトやカフェメニューにも妥協のないこだわりが息づいていました。
なかでも圧倒的な支持を集めていたのが、じっくりと時間をかけて煮込まれた特製ビーフカレーです。スパイスの奥深い香りと野菜や肉の甘み、フォンドボーのコクが凝縮した欧風カレーは、一口ごとに重厚な旨味が広がる逸品で、「鎌倉で一番のカレー」と絶賛する口コミが多数寄せられていました。大きな牛肉が口の中でほろりと崩れる柔らかさは、まさに職人技の賜物でした。
また、ティータイムや食後のデザートとして提供されていたクラシックな手作りケーキも高い評判を誇っていました。華美な装飾に頼らず、素材の良さをストレートに引き出したガトーショコラやチーズケーキ、タルトなどは、どこか懐かしく上品な甘さで、多くのスイーツファンを虜にしました。