かつて高専といえば「ロボコン(ロボットコンテスト)」のイメージが強かった。もちろん、ものづくり競技会での実績は今もトップクラスだが、現在のキャンパスで加速しているのは、自らの技術を直接ビジネスへと昇華させる起業マインドだ。
学内のスタートアップ支援インキュベーションプログラムや、地域企業との共同研究プロジェクトが活性化しており、在学中に法人を設立する学生エンジニアも珍しくない。自作のAIアルゴリズムや画像解析技術をSaaSとして提供したり、地元のインフラ点検を自動化するドローンシステムを開発したりと、学問の枠を超えた社会実装が当たり前の光景となっている。