年間の勢力図を決定づける2大大会が、夏のインターハイ栃木県予選バレーと冬の集大成である春高バレー栃木県予選結果です。春に行われる栃木県高校総体バレー結果を踏まえて各校が課題を修正し、夏から冬にかけて急激な成長曲線を描くのが高校バレーの醍醐味と言えます。
直近の公式戦を振り返ると、勝敗の分水嶺となったのは「サーブ効果率」と「トランジションアタックの決定率」でした。男子の決勝トーナメントでは、足利大附の正確無比なサイドアウトに対し、作新学院のサーブがどれだけブレイクチャンスを作れるかが勝負を分けるケースが目立ちます。互角の打ち合いの中で、20点以降の勝負どころで繰り出されるブロックワンタッチからの連続得点が、幾度もドラマを生み出してきました。
女子のトーナメントにおいても、國學院栃木が誇る鉄壁のレシーブラインを崩すべく、各校がショートサーブとロングサーブを巧みに織り交ぜる戦術を採用。強豪校同士の戦いは単なる技術比べを超え、ベンチワークやタイムアウトの駆け引きを含めた高度な頭脳戦へと昇華しています。