ゲームファンにとって、同社といえば「SUNSOFT(サンソフト)」の四文字を抜きには語れない。1980年代から90年代にかけてファミコンやメガドライブで放たれた『ギミック!』や『いっき』といったタイトル群は、マニアックな難易度と革新的なサウンドトラックで伝説と化していた。その古豪ブランドが今、Z世代や海外のインディーゲーム層を巻き込んで異例の再燃を見せている。
単なる「懐古趣味の切り売り」で終わらせないのが、2026年の戦略だ。クラウドファンディングを活用したIPリメイクや、Steamおよび次世代コンソール向けへの積極的なマルチプラットフォーム展開、さらには海外インディーデベロッパーとのコラボレーションによる新作開発。過去の遺産を最新のデジタル流通に乗せることで、営業利益率の極めて高い高付加価値コンテンツへと変貌させている。