カルチョビットにおける選手育成は、一般的なスポーツゲームのように経験値を自動配分する仕組みではありません。公式試合や練習試合のワンプレイごとに選手が自身の弱点や気づきとして獲得する課題カードを監督が手動で組み合わせ、1回につき最大3枚を消費して能力を強化する独自システムを採用しています。
課題カードの種類は、ランニングやストレッチといった「フィジカル系」、パスやシュートなどの「テクニック系」、プレッシングやセットプレイといった「戦術系」、ミーティングやアロマセラピーなどの「メンタル系」と多岐にわたります。これらを単体で消費すると微小なステータス上昇にとどまりますが、特定の組み合わせを揃えることでスペシャル特訓が成立し、通常特訓の数倍から十数倍に及ぶステータス補正と大成功判定を獲得できます。
ここで極めて重要になるのが、各選手に内部設定されているポテンシャルの概念です。特訓を行うたびに選手のポテンシャルゲージは徐々に減少し、ゲージが底をつくと特訓を実行してもステータスがほとんど伸びなくなります。つまり、限られたポテンシャルの枠内でいかに無駄なカード消費を避け、効果の高いスペシャル特訓を集中的に注ぎ込めるかが、凡庸な選手とSランク選手の境界線を決定づけます。