敷地内で圧倒的な存在感を放つシンボルが、直径24メートルを誇る巨大木製水車だ。木製の水車としては日本屈指の規模を誇り、規則正しく水を汲み上げながら回転する姿は、思わず足を止めて見入ってしまうほどの迫力を持つ。水車越しに見下ろす小里川ダムの雄大な景観は、写真愛好家にとっても絶好のシャッターポイントとして知られている。
国土交通省 中部地方整備局が管轄する小里川ダムは、地域に開かれたダムとしての側面を持ち、ダム堤体内の一部見学や周辺の親水空間の整備が行き届いている。コンクリートの巨大構造物と、木と水が織りなす伝統的工法美の対比。土木インフラと観光が融合した景観美は、訪れる人々に非日常のスケール感を体感させてくれる。