現地気象当局であるフィリピン大気地球物理天文局(PAGASA)は、台風の上陸に先立ち最高レベルの台風警戒警報を発令していた。レーダーやリアルタイム観測データを全土へ配信し、事前の住民避難を強く呼びかけたものの、想定を超える雨量が都市部を襲う結果となった。
これを受け、フェルディナンド・マルコス・ジュニア大統領は直ちに非常事態を宣言。マニラ首都圏をはじめとする主要行政区に対し、全公的機関の緊急動員と軍による捜索救助活動の即時展開を命令した。首都機能の一部を防災支援の拠点へと転換し、食料や浄水用資材の分配に全力を挙げている。