今年特に猛威を振るっているのが、生成AIツールを用いて一瞬で構築された偽のチケット販売Webサイトだ。検索エンジンのスポンサー枠やSNS上の有料広告に偽サイトのリンクが掲載され、検索上位に表示されるため、一般の利用者が本物の特設サイトと思い込んでアクセスしてしまう。
サイトのデザインやロゴ、注意事項の文面まで公式ページを完コピしており、一見しただけでは識別が極めて困難だ。クレジットカード情報や個人情報を入力させた挙句、決済完了のメールを送って安心させ、開催直前になるとサイトごと消滅するパターンが急増している。被害者が偽サイトだと気づくのは、チケットの送付予定日を過ぎても何も届かない時だ。