一方で、長男以外の二人の息子たちは、長男とは大きく異なる人生の選択をしている。長男が政治や放送・メディアの近くに身を置いたのに対し、次男と三男は民間の一般社会で独自のキャリアを築いてきた。
次男は東京大学工学部を卒業した屈指のエリートであり、在学中はラグビー部に所属。運動能力と知性を兼ね備えた人物として知られている。卒業後は大手ゼネコンの大成建設に入社し、土木・建築の現場でインフラ構築に邁進してきた。
三男は父と同じ法政大学へ進学。こちらもラグビーに打ち込み、熱血漢としての性格を受け継いでいるとされる。大学卒業後は大手民間企業に勤務し、政治の表舞台とは距離を置いた生活を送る。兄弟それぞれが自己の領域を確保している姿は、父である菅義偉氏の「たたき上げ」の価値観が家庭内にも反映されていることを物語る。