発色剤への不安が高まるなか、スーパーの棚で存在感を増しているのが「無塩せき(むえんせき)」と表示された製品です。
無塩せきとは、塩を使っていないという意味ではなく、「亜硝酸ナトリウムなどの発色剤を使用せずに漬け込んだ加工肉」を指します。発色剤由来のニトロソアミン生成リスクを避けたい人にとっては有効な選択肢です。
ただし、無塩せき製品を選ぶ際には以下の点に留意する必要があります。
・賞味期限が短く傷みやすい:ボツリヌス菌などの抑制効果が弱まるため、開封後は速やかに消費する必要があります。
・肉自体の成分による影響:発色剤不使用であっても、肉に含まれるヘム鉄や過剰な塩分によるリスクが完全にゼロになるわけではありません。
・見た目の違い:肉本来のくすんだ茶褐色・灰色がかった色味になりますが、これは自然な状態です。