伝統ある茶器の産地として名高い愛知県の常滑焼協同組合では、以前からキャップの取り外しを推奨しています。職人が手作業で削り出した注ぎ口は、キャップなしで最も切れ良くお茶が注げるよう緻密に設計されているからです。
また、お茶の普及活動を行う公益社団法人日本茶業中央会の専門家も「キャップ内部に溜まったカビや古い茶渋はお茶本来の香りや風味を損なう最大の原因」と警鐘を鳴らします。優れた伝統工芸品産業を守り、上質な茶葉の旨味を余すところなく引き出すためには、道具の正しい知識と衛生管理が不可欠であると強調しています。