源泉の成分表を覗くと、ナトリウム・塩化物・硫酸塩泉などの豊かなミネラルがぎっしりと刻まれている。弱アルカリ性の湯は角質をやさしく取り除き、風呂上がりにはまるで上質な保湿液を塗ったかのようなしっとり感が持続する。
かつて農閑期の地元住民が農作業の疲れを癒やすために通った湯治場としての歴史は伊達ではない。「膝の痛みが和らいだ」「ぐっすり眠れるようになった」という声は古くから絶えず、現在でも湯治プランを利用して1週間近く滞在するリピーターが後を絶たない。科学的アプローチが進んだ現代においても、この自然の恵みがもたらすコンディショニング効果は医師やセラピストから高い評価を得ている。