巡航高度に達した航空機内は、地上に比べて気圧が約0.8気圧まで下がる。この気圧低下によって一気に影響を受けるのが、フィルムで密封されたお菓子の袋だ。地上で空気を含んだ状態でパッキングされたスナック袋は、上空で風船のように大きく膨れ上がる。
最悪の場合、手荷物バッグの中で袋が破損したり、開封した瞬間に「パンッ!」と乾いた破裂音が機内に響き渡り、中身が周囲の座席へ飛び散る恐れがある。これを防ぐ知恵として、搭乗前にパッケージの端へ安全ピンなどでごく小さな穴を開けて空気を抜いておくか、頑丈なハードケースやジッパー付き保存袋へあらかじめ移し替えておく方法が有効だ。