長年日本の空を見つめ続けてきたベテラン気象予報士の森田正光氏は、こうした急激な気温乱高下がもたらす人体への影響について、メディアを通じて早くから警鐘を鳴らしてきた。気温の急変は気圧の微小な揺らぎを伴い、無意識のうちに私たちの自律神経を疲弊させる。
また、朝の情報番組などでおなじみの気象予報士・天達武史氏も、体感温度のズレが引き起こす「寒暖差疲労」への警戒を呼びかけている。頭痛や倦怠感、肩こりといった、いわゆる気象病の症状は、身体が周囲の急激な温度変化に適応しようとエネルギーを過剰消費することで引き起こされる。
専門家が口を揃えて推奨するのは、首・手首・足首の「3つの首」を冷やさない工夫と、こまめな水分補給だ。たとえ日中に気温が上がって喉の渇きを感じにくくとも、常温の水や温かい白湯を一口ずつ口に含むことが、自律神経の暴走を抑える確実な防壁となる。