企業の社会的責任(CSR)が叫ばれる昨今、不祥事に対するスポンサー企業の反応は冷徹かつ迅速だ。フワちゃんを起用していた大手ブランドや広告代理店は、問題の発言が確認されるや否や、数時間以内にCMの差し替えや契約解除の決定を下した。
「明るく元気で、少し生意気だけど憎めない」という彼女のパブリックイメージは、一瞬にして「他者を深く傷つけるリスクのある人物」へと反転した。企業側にとって、ブランドイメージを守るためには即座の切り捨て以外の選択肢はなかったのだ。この一件は、タレントの好感度がいかに脆い砂の城の上に成り立っているかを証明した。