より高度で変幻自在な隠蔽を求めるユーザーは、App Storeで提供されているサードパーティ製の「金庫アプリ(Vaultアプリ)」を検討する傾向にある。電卓やメモ帳のアイコンに偽装し、特定の暗号キーを入力したときのみ隠しフォルダが開く仕組みを備えたツールがモバイルITセキュリティ業界でも話題を呼んでいる。
ただし、第三者開発によるアプリの利用には相応のリスクも伴う。開発元によるデータの取り扱いポリシーやクラウドバックアップの安全性、突然のアプリアップデートによるデータ消失リスクを慎重に見極めなければならない。セキュリティのプロとしては、実績のある大手開発元のツールに限定するか、まずは標準機能の二重ロックを優先して運用することを強く推奨する。