英語圏の食卓では、ユーモアが何よりの調味料とされる。ホストが「もっと食べる?デザートはどう?」と親切心から勧めてくれたとき、笑顔でやんわりと、しかし確実に断るための表現を持っておくと会話が弾む。
代表的なのが「I couldn't eat another bite.(もう一口すら入りません)」。文字通り限界を伝えるフレーズだが、トーンを明るくすることで「それくらい美味しくて食べ尽くした」というホストへの最高の賛辞に変わる。海沿いの街やイギリス英語圏でよく耳にする「I'm stuffed to the gills(エラまでいっぱいに詰まっている=魚の比喩)」といった少しレトロでウィットに富んだ言い回しも、場を和ませるスパイスとして効力を発揮する。